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【4月2日】小泉八雲の怪談(Kaidan)が発刊



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小泉八雲自身が描いたとされる船幽霊(怖っ!でも西洋ぽっいですね)

 1904年の4月2日。アメリカで日本の怪異を集め、文学作品にした「怪談〜Kwaidan」が発刊されます。
 著者は
小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)

 この作品は八雲の妻である節子さんから聞いた日本各地に伝わる伝説、幽霊話などを再話し、独自の解釈を加えて情緒豊かな文学作品としたものです。

 日本の魅力を再認識させられる作品となりました。

 17編の怪談を収めた『怪談』と3編のエッセイを収めた『虫界』の2部からなります。

【作品一覧】
『虫界』
 耳なし芳一とか、雪女とか、子供の頃に読んだこと、聞いたことのある話が多いです。
 最近はネットラジオが普及して個人の体験を語る実話系怪談が盛り上がっていて、私も楽しく聴いております。

 個人的には大御所の稲川怪談を筆頭に、
雲谷斎さん、いたこ28号さんのネットラジオなどを聴いておりますが、語り伝えられてきた昔からの伝承、言い伝え系の怪談も面白いですよね。

 映画も面白いのですが、映像より想像力をかきたてられてしまう、音声のラジオの方が、私は恐怖が増すタイプなのです。

また読んでみようかな。


耳なし芳一の舞台につきましては、こちらも記事もどうぞ
【3月24日】平家の最後。壇ノ浦の戦い


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テーマ : 読書
ジャンル : サブカル

【3月29日】霊界を探訪したという科学者、スウェーデンボルグ




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エマニエル・スウェーデンボルグ
 
 今回はとても、とても不思議な方を紹介したいと思います。
  
 エマニエル・スウェーデンボルグという方をご存じでしょうか。(Emanuel Swedenborg, 1688年1月29日 - 1772年3月29日)はスウェーデン王国出身の科学者・神学者・神秘主義思想家です。

 この方はとてつもない人で、生理学上の研究や、現在の原子物理学に匹敵する物理学上の研究、哲学、心理学など、多様な分野で多くの研究成果を残した大天才、貴族であり国会議員であった人物なのです。
 彼が精通した学問は、数学・物理学・天文学・宇宙科学・鉱物学・化学・冶金学・解剖学・生理学・地質学・自然史学・結晶学など多様にわたります。

 動力さえあれば実際に飛行可能と思えるような飛行機械の設計図を歴史上はじめて書いたのはスヴェーデンボルグが26歳の時であり、現在もアメリカ合衆国のスミソニアン博物館に、この設計図が展示保管されています。

 今でいえば、当てはまるような人がいないくらいの「大天才」、「偉い人」、「有名人」という肩書きを持っていて、ノーベル賞を幾つもとれる多大な功績を残している方なのですが、57歳の晩年に突如「あの世はある」はあると言い出したのですから、とんでもない事件であったと思います。

「気でも狂ったのか?」周囲がそう思うのも無理からぬことであったと思います。

 1957年、スウェーデンボルグ57歳の時に、突如、身の回りに不可思議な現象が起き始めます。
 自分の肉体と意思が分離し、様々な霊現象が起き始め、それが、「霊界を証明せよ」という、イエスキリストから啓示として、スウェーデンボルグは活動を始めます。

 
スウェーデンボルグが霊能力を発揮した事件は公式に二件程存在し、一つは、ストックホルム大火事件、もう一つはスウェーデン王室のユルリカ王妃に関する事件であるといわれます。

 当時のキリスト教会からは異端視され、異端宣告を受ける直前にまで事態は発展しますが、王室の庇護により、回避されました。その後国会議員にまでなったのですから、今までの信用力は大変強かったのだと思います。

 しかし、そんな人物でもあったスウェーデンボルグでさえも、霊界の探究というトンデモ思想への攻撃は容赦ないものであったと言われています。
 得に今までのキリスト教の伝統的教説と異なる点が多いため、気違い、異端者、数々の暴言、中傷、批判がありました。
 同世代の大哲学者
カントからさえも批判を受けております(『視霊者の夢』)
 それだけ、スウェーデンボルグの影響力は強く、世界中の著名な人からも注目されていたということなのでしょう。そして、今までの姿勢と変わらないその探究姿勢に徐々に賛同する人々が出てきます。


ヘレン・ケラー
は「私にとってスヴェーデンボルグの神学教義がない人生など考えられない」とも言わしめています。

 結局、30年近い晩年の歳月を研究に費やし、膨大な霊界の探究資料と神秘主義思想を立ち上げ、最後は自分の死ぬ日を予告してその通りに亡くなりました。

 思想体系としての現代への影響を見るなら、この
スヴェーデンボルグが中心となって起きたスピリチュアル思想が、ブラヴァツキー夫人の霊媒論や神智学と相互に影響を授受し合いながら、現代のさまざまなオカルトや新しい宗教の源泉となりました。

 大きな影響力を与えた人だったのですね。

 もしもあの世が存在し、神や天使という高次元の存在が、本当に実在するならば、自分たちの存在の証明を託す人物として、スウェーデンボルグのような人物を選ぶのではないでしょうか。
 神の神託を受ける者であるというならば、この世的も優れたる人物、また人格者であることがとても重要かと思います。

 どんな世界宗教でも、最初はカルト的で、同時代の人々に受け入れられないこともあると思いますが、その人物の人徳、また多くの人々に尊敬される人物であるということは宗教者としての必須の徳目であると思います。

 良い宗教であるのか、危険な宗教であるのか、その判断基準として、その教えを学んでいる人々が人格的にも向上しているのか?精神的に向上していると言えるのか?その教えが広がっていくことで世の中は良くなっていくといえるのか?こういう目でしっかりと見ていきたいなと思っています。


入門書として最適です。

スウェーデンボルグを知る一冊


テーマ : 雑記
ジャンル :

【3月27日】サクラにまつわるエピソード




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日本さくらの会が1992年に制定しました。
さくらと「3 (さ) × 9 (く)=27」の語呂合わせです。
桜は日本のシンボルという感じですよね。外国人にもそのようなイメージを持つ型が増えてきました。

それでは、桜にちなんだエピソードを3つほど紹介します。


桜の下には死体が眠っている

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 梶井基次郎という作家の作品、「櫻の樹の下には(クリックで作品が読めます)に出てくる話ですが、そのネタ元が、前からあったのではないかと言われてます。

 それは、「桜染め」という綺麗なピンク色で染める手法があるのですが、桜の花を使うのではなく、桜が咲く前の枝を使うとのこと。
 この桜の木は、枝や幹の中に「桜の花の色のもと」を溜めていることから、綺麗な花びらの基になるのは、「死体の血を吸っているからじゃないのか」という話が、当時からささやかれていたそうです。

 集団で植えられたソメイヨシノではなく、昔の人々が慣れ親しんだ、夜の
一本桜の幻想的な美しさを目のあたりにすると、この世のものとは思えない美しさに逆に怖さも感じます。

この美しさには訳があるのでは・・・。
そう思うのも無理はないのかなという気がします。
桜の花びらの儚さに、日本人の死生観が合って出てきた話なのかもしれません。


王桜とソメイヨシノ(染井吉野)
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 今の日本人が親しんでいる桜の殆どはソメイヨシノと言われ、明治になって国威発揚の政策の一環として、全国の城跡に中心に植えていきます。
 現在の桜の名所と言われる所が殆どがこの明治から昭和に植えられたものだそうで。

 このソメイヨシノですが、は染井村の植木屋さんが開発した人工種であるという説が有力ですね。(染井村起源説)
韓国では
王桜起源説を毎年出してきて、「日本の桜の起源は我が韓国〜!」ということをマスコミが一斉に書き立ててきますが、学説的には完全に否定されています。
(アメリカ農務省の最新のDNA調査(2011年4月改訂)でもこの2種は完全に別種と結論)

 こういう「我が国が起源説」というのは、いい加減に止めて欲しいなと思いますが、
現在韓国では、同種として、ソメイヨシノを王桜のそばに植えているそうで、元々の王桜の遺伝子汚染の可能性と王桜の絶滅が起きる可能性が存在するそうです。
 自分たちの主張のためには「王桜」を大事にしようとしないのでしょうか。困ったものです。


ワシントンの桜
 海外での桜といえば、ワシントンの桜が有名です。

 こちらのサイトさまが参考になります。アメリカと日本の友情を結ぶ花→
ワシントンの桜物語

 第二次世界大戦の悲劇の中でも、桜には罪はないということで守られ、毎年の桜の美しさを多くの観光客の目を楽しませてくれます。

 植樹の困難さなど日米の方々の並々ならぬ苦労と努力には頭が下がります。
 このような努力があってこそ、現在の素晴らしい景観を醸し出しているのでしょうね。

 しかし、このワシントンの桜さえも我が国の桜が起源だという人々がいますが、哀しいですね。そんなのどうでもいいでしょう、
 植樹の努力した日米の方々への敬意を持って景観を愛でるこそ重要であると思います。

 毎年、桜を見ると思い出すあの日の思い出・・・。
 目にうかぶ、桜の美しさと、そこでの思い出を大切にして生きていきたいものですね。




テーマ : 日本文化
ジャンル : 学問・文化・芸術

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