ƒ 2017年05月15日 - 今日は何の日?話のネタブログ

今日は何の日?話のネタブログ

今日という日を過去の出来事や著名人の誕生日など、様々な角度からピックアップしています。話のネタにどうぞ。

 

2017年05月15日

プロフィール

onemoreネタ

Author:onemoreネタ
今日という日の歴史的な出来事、事件、人物などを語るブログです。話のネタやブログのネタにどうぞ。

にほんブログ村 その他生活ブログ 雑学・豆知識へ
にほんブログ村
カテゴリ
今週の人気記事ランキング
おすすめ
楽天トラベル
i2i
スワップ金利
RSSリンクの表示
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク
こちらのサイトを参考に作成しております。

【5月15日】犬養毅と5.15事件。そして沖縄



413px-Tsuyoshi_Inukai_facing_left.jpg
犬養毅(ウィキペディア)

 5月15日は、「ヨーグルトの日」、「商人の祝日」、 「ストッキングの日」、 「Jリーグの日」など面白そうなトピックスが沢山ありますが、ここでは「犬養毅総理大臣暗殺五・一五事件(1932年)」と、「沖縄本土復帰記念日(1972年)」を取り上げてみたいと思います。

 犬養毅といえば「話せば分かる」「問答無用」のやりとりで有名ですが、どうしてそのような事件につながったのかというと、軍部に恨まれていたという説ですが、複雑な背景もあり、私が学生の頃はよく分かりませんでした。

 1929年は世界恐慌が日本にも吹き荒れ、東北地方を中心に窮乏状態にあった農村では、授業料が無料になる士官学校へ行く若者が多数いました。
 そこでは彼らは「貧富の差や情勢が悪いのは天皇陛下のせいではなく(当時は徹底した皇民化教育を受けていたので)それを取り巻く腐敗した政治家達が悪いのだ」という見方が将校達の間で広がっていきます。
 それでも経済は、
高橋是清を蔵相を起用することにより、徐々に回復の方向に向かってはいったのですが、満州の方がいけません。

 犬養は満州地方への進軍には反対で、「日本は中国から手を引くべきだ」との持論をかねてよりもっていました。これが大陸進出を急ぐ帝国陸軍の一派と、それに連なる大陸利権を狙う新興財閥に邪魔となったと言われています。
 1931年に関東軍が満州事件を引き起こし、犬養は満州国の承認を迫る軍部の要求を拒否し、中国国民党との間の独自のパイプを使って外交交渉で解決しようとしたのですが、対中国強硬派の
森恪という内閣書記官長にその交渉の道を握りつぶされてしまいます(この森恪は後に暗殺に関与したのではないかとして疑われます)

 さらに皮肉なことには、犬養が野党時代に、時の内閣であった浜口内閣を、
鳩山一郎とともに明治憲法の欠陥であった「統帥権干犯」を唱えて非難し、結果的に軍部に「統帥権」を武器として使えることを教えてしまうということをしてしまいます。
 これは、犬養は国益よりも議会における自党の主導権確保を優先させるという、当時でも「党利党略で国を危うくするもの」として政治家としては無責任のそしりを免れぬことをしてしまいます。
 その結果、満州事変では、自らが火を付けてしまった「統帥権の独立」を盾にする関東軍の行動に関しては黙認せざるえなかったのです。
 犬養や鳩山らがたきつけてしまった、この「統帥権」問題が最終的に大日本帝国滅亡の遠因 となるのですから、その失敗は大きいと言わざるおえないのではないでしょうか。

 このような自らが招いてしまった政党への不信、経済の貧困や不況への不満、軍部の憎しみの対象として犬養毅は暗殺されてしまいます。

May_15_Incident.jpg  この事件は大きな後遺症を遺し、昭和史の分水嶺となりました。この事件以降、テロを恐れるあまり政治家たちが反軍的な言動を差し控える風潮が広がり、新聞社たちまでも軍政志向への翼賛記事を書き始めます(マスコミは相変わらずですね)。
 日本は陸軍統制派による軍閥政治へと大きく傾いていきます。

 五・一五事件の犯人たちは軍法会議にかけられたものの軽い刑で済み、数年後に全員が恩赦で釈放され、満州や中国北部で枢要な地位についたというから推して知るべしです。

 そしてこの現職総理を殺した反逆者やそれを焚きつけたテロリストらに死刑も適用しなかったことが、さらに大掛かりな二・二六事件の遠因となったとも言われています。

 今の時代にも党利優先での考え方は国を亡ぼす要因になると思います。政治家は、個人においては無私、党においては無欲というスタンスで日本という国のために働いて欲しいですね。

 そして、奇しくも本日は「沖縄本土復帰記念日」でもあります。日本国家の主権回復の日と同様、盛大にお祝いしたらいかがでしょうか。
 そして沖縄が日本であるということをしっかりと認識するよい機会であると思います。
案の定、中国は虎視眈々と沖縄の切り離し工作にかかっているのですから。


→沖縄の帰属問題は未解決?日本側の抗議にも「一切受け付けない」―中国外交部



関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 憂国
ジャンル : 政治・経済

今日は何の日?カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
最新記事
月別アーカイブ
こんな記事もあります
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

検索フォーム
今日何の日?
こちらにも記念日があります。
PR