ƒ 【12月24日】Uボートの海の親でヒトラー最期の後継者。カール・デーニッツ死去 - 今日は何の日?話のネタブログ

今日は何の日?話のネタブログ

今日という日を過去の出来事や著名人の誕生日など、様々な角度からピックアップしています。話のネタにどうぞ。

 
プロフィール

onemoreネタ

Author:onemoreネタ
今日という日の歴史的な出来事、事件、人物などを語るブログです。話のネタやブログのネタにどうぞ。

にほんブログ村 その他生活ブログ 雑学・豆知識へ
にほんブログ村
カテゴリ
今週の人気記事ランキング
おすすめ
楽天トラベル
i2i
スワップ金利
RSSリンクの表示
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

リンク
こちらのサイトを参考に作成しております。

【12月24日】Uボートの海の親でヒトラー最期の後継者。カール・デーニッツ死去



Cap 909
Karl Dönitz(1943)Wikipedia

 本日12月24日は、第二次世界大戦のドイツ軍人、カール・デーニッツの死去した日です(カール・デーニッツ:Karl Dönitz、1891年9月16日 - 1980年12月24日)。
 第二次世界大戦の開戦時にドイツ海軍の潜水艦隊司令としてUボート作戦を指揮し、連合軍を苦しめ、終戦時にはドイツの国家元首として、ヒトラー総統から後任を任された軍人でした。
 チャーチルを最も苦しめたドイツの軍人の一人とも言われています。

 戦争が始まるとデーニッツは、ドイツ海軍の潜水艦隊司令として
Uボート作戦を指揮します。ドイツでは開戦時、57隻のUボートを保有していましたが、デーニッツは当初より300隻のUボートが最低でも必要だと発言していました(100隻が哨戒、100隻が戦場への往復、100隻が整備)。この数は、通商破壊に必要な数はおろか訓練用にも事欠く状態で、開戦時にデーニッツはその現状を嘆いたと言われています。
 しかしデーニッツの巧みな作戦指揮や後のUボートの優先生産計画に支えられ、「灰色の狼」「群狼作戦」と呼ばれる潜水艦作戦は英国への最大の脅威として恐れられることになります(戦後チャーチルは「私が本当に怖れたのは、Uボートの脅威だけである」とまで言われています)。

 最終的にこのU−ボートは、1,131隻が建造され、終戦までに商船約3,000隻、空母2隻、戦艦2隻を撃沈する戦果をあげることになります。しかしそれと引き換えに849隻のUボートの損失を出しました。損失率75%。4隻に3隻は撃沈されたことになり、約3万もの兵士が戦死しました。過酷な戦いだったのです。

U_52.jpg 当初は優勢だったU−ボートも、電子戦では遅れをとり、徐々に守勢に回ってきます。この戦いの中でデーニッツは自らの作戦で、次男を失うことになります。
 
 戦局が悪化しつつもデーニッツは果敢にU−ボート作戦を指示します。そしてドイツ首脳部も
ゲーリングが単独講和を試みて反逆、ヒムラーも反逆者となり表舞台から消えていきました。
 そして最後まで戦い続けることを主張していたデーニッツにヒトラーの後継者の指名が下ります。時は1945年4月30日。ヒトラー総統が自殺をした日でした。
 デーニッツは、「ソ連が中部ヨーロッパに進出すれば力の均衡はソ連側に大きくふれてしまうため、英国は平和交渉に応じる。そのためには、交渉のテーブルに着ける能力をもたねばならず、防戦を続けるべきである。」と主張していたのです。ドイツ兵がソ連で拘束されるとソ連領内の数百万の命が東部戦線やその奥地で失われることをデーニッツは恐れていました。

 1945年5月1日デーニッツはヒトラーの死を国民に公表します。そしてドイツ全土が軍事占領されての「自然的終戦」ではなく「公式降伏」が必要と判断します。ソ連の容認できない残虐行為が報告されており、アメリカやイギリスには降伏し、その間、ソ連から兵士や国民を救出するためでした。
 連合国に対し降伏が終わった後の5月23日デーニッツは逮捕されます。
ニュルンベルク国際軍事裁判では、連合軍検察の「侵略戦争の積極的遂行」などの罪で死刑が求刑されたのに対して、禁錮10年の判決が言い渡されました。なお、同時に「罪となるべき事実」とされた「無制限潜水艦戦争」については、アメリカ海軍太平洋艦隊司令長官のチェスター・ニミッツが大統領命令で提出した、「同様の行為を米軍が太平洋で行った」ことの証言がなされたためか、無罪が言い渡されています。デーニッツは、「海軍の名誉の為にこの無罪を得たからには、私自身の運命などどうでもよい」と裁判について述べています。そして1956年に釈放されることになります。

 釈放後は、回想録『10年と20日間』を執筆し、晩年は信仰に拠り所を求め、1980年病気のため自宅で死去しました。その死亡記事は全世界の新聞に配信されました。

 ちなみに被告人全員に対して行った知能検査によると、デーニッツの知能指数は138で、ヘルマン・ゲーリングと並んで全被告人中、第3位の知能の高さであったそうです。
 
 無能、残虐、保身などと悪評名高いドイツ上層部のなかでも軍人としての本務に務めた立派な人物であったと評されています。

関連記事
スポンサーサイト

テーマ : 雑学・情報
ジャンル : 学問・文化・芸術

コメントの投稿

秘密

   
今日は何の日?カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
最新記事
月別アーカイブ
こんな記事もあります
全記事表示リンク

全ての記事を表示する

検索フォーム
今日何の日?
こちらにも記念日があります。
PR