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【2月19日】昭和天皇の日本全国巡幸が開始




Emperor_Showa_visit_to_Kurume_in_1949.jpg
国民に手をふる昭和天皇(昭和24年5月・久留米)Wikipedia

 戦後の混乱期と復興期に当たる昭和21年(1946年)。昭和天皇は国民を激励するために日本全国の巡幸を開始されまし。2月19日の本日は、その初日にあたります。以後、昭和29年まで日本全国をまわり、多くの国民と接しました。

『終戦直後(下)』 三根生久大著(カッパ・ブックス名著復刻版)には、この巡幸のくだりが書かれています。
この内容を踏まえながら当時の状況を説明していきましょう。

 敗戦した日本には、マッカーサー元帥をトップとしたGHQが進駐してきます。
 天皇が、全国を巡幸することは、先月行われた「天皇の人間宣言」と合わせ、「天皇の大衆化」として宮内庁幹部が考えましたが、これを強力に後押ししたのが進駐軍であるGHQの民政局長ホイットニー准将でした。
 彼は日本の封建制度や神道の象徴としての天皇への君主崇拝をなくすために、日本国民の目に天皇を見せたかったのです。
 天皇を国民に直にみせれば「天皇も我らと変わらない人間である」と思うだろうと考えていました。そうすることで、日本における根強い君主崇拝思想を根絶させるのが狙いだったのです。
 また、日本に駐在していたアメリカの記者たちは、皆いちように、天皇の巡幸は、ちょうどアメリカの大統領のように歓喜の声をあげて取り巻く群衆と強い握手をする光景が見られると思っていました。

 しかし、ホイットニー准将もアメリカの記者たちも、その思惑は大きく外れることになります。

Emperor_Showa_visit_to_Hiroshima_in_1947.jpg
 天皇奉迎を警察から通達されるや、神の座から降りた「人間天皇」を一目見ようと、各地で想像を絶する群衆が天皇を迎えます。
 そして、硬直して気をつけの姿勢を崩さない者、感激で顔中を涙でくしゃくしゃにしている者、最敬礼をする者、万歳を叫ぶ者とさまざまでした。

 また、お召列車の通る沿線の農民たちは、列車が通過しようとすると、車内から手を降る天皇を見ずに、菊の紋章だけを見て、最敬礼をしたほどだったそうです。

 その一方で天皇の戦争責任を論じて巡幸を非難する人々もいたことも事実です。共産党や「はだしのゲン」のような者もいたのです。

 それでもアメリカが行った日本人の世論調査の天皇の支持率は90.1%(昭和21年1月)、90.3%(昭和25年)と高いものでした。
 皇居の壁の向こうに隠されていた天皇の人間性が、徐々に国民に通じていったのです。
その熱狂ぶりは、進駐軍にとっても意外なものであったようです。

 この書籍では、戦後の日本の状況が数多くの写真と共に解説されており、大変参考になりました。

 さて、この当時は天皇廃止論もアメリカには根強くあり、戦争責任を問う声も多数ありました。アメリカ国民の世論調査では天皇制の廃止が71%を占めており、中国、イギリス、ソ連からも戦犯として扱うようにアメリカに強く要望をしていたのです。
 しかし、戦後の日本の安定には天皇の存在は日本国民にははかりしれないほど大きく、存続させることが進駐軍にとっても大きなメリットであったことも事実でした。
 それは、この天皇の巡幸での国民の熱狂ぶりを見て確信に至ります。
 もし、この巡幸の時に国民の熱狂的歓迎がなければ、もしかすると天皇制は廃止され、現在に続く世界最古の皇室はこの時点で断絶していたかもしれません。存続を守ったのは私たちの祖父たち日本人自身なのですね。

 天皇家が存続することで「税金で無駄に養う人間が増える」などと言う意見もありますが、皇族の存在そのものが世界に与える影響力は莫大なものがあり、国民の一人一人が皇族のために納めている微々たる金額とは比較にならないほど絶大な恩恵をもたらすことができると思います。
 外交的にも最上級の国賓待遇を以って接せられる存在が無為なものであるはずがありません。
  
 日本という国は、世界有数の「先進国・経済大国」であるという肩書きと、世界最古・最長の「生きている歴史・伝統」を “ 同時に有する ” という世界的にみても『奇跡のような国』だと思います。
 これからも長く続いていって欲しいと願わずにはいられません。

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