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【5月18日】言葉の日と言魂信仰



PHM15_0022.jpg
 本日、5月18日「ことばの日」です。「こ(5)とば(18)」の語呂合せで制定していますね。

 本日は「ことば」に意識して、正しく使えるように心がける日との事ですが、家族や周囲の人たちに対して、心地よい言葉、相手を楽しませる言葉などを意識して使うようにしたいですね。

 さて、そんな「ことば」ですが、日本人は特に「言葉」に囚われている民族のようで、「
言魂」というものがあります。

 言霊(ウィキペディア) : 言霊(ことだま)とは、日本において言葉に宿るとされた霊的な力のこと。言魂とも書く。清音の言霊(ことたま)は、五十音のコトタマの法則を指し、その法則によって森羅万象が成り立つとされ、言霊を研究する学問を言霊学という。

 へえ〜という感じですが、いざ身近な事に置き換えるとよく分かります。
 例えば何か悪いことが起きた時「お前が変なことを言うからだ」とか「縁起でもないことを言うな」とか日常の会話でもよく出てきますよね。

 よく考えれば、自分が不幸の予言みたいな悪いことを言ったとしても、起きた事実とはまったく因果関係がないのですから、怒られるのは筋違いというものです。
 でも、なぜか日本人ではこのようなことは忌み嫌い、バッシングされますよね(笑)。
 これが「言魂」信仰だと言われると、なるほどと思いませんか?


 作家の井沢元彦氏は、この事に着目して、言論の自由を封殺し続ける「コトダマ信仰」という説をとなえています。
 『逆説の日本史3 古代言魂編』、『言魂』『「言魂の国」解体新書』という書籍に詳しく書かれていますが、ここではその内容をかいつまんで紹介します。


 たとえば、日本でハイジャックが起きて人質と交換に現金を要求したとします。

 ある評論家が、TVで「今後の再発を防ぐためにも、ここでハイジャックに屈してはならない、機動隊を強行突破させよ。その際に人質が死亡しても止むなしである」と意見したとします。

 すると、「人命軽視もはなはだしい」と、その評論家は猛烈な批判に晒されるのは容易に想像できます。

HDS005.jpg  しかし、実際の行動は、評論家が言ったことではなく、決断した大臣に責任がありますよね。だけども国内の世論では、真っ先に発言した人間に非難が殺到します。

 ですので、万が一死者が出た場合でも、その第一にはテロリストの責任であり、第二に強行突入という判断を下した人間にあります。または、その突入の仕方がまずくて、出さなくていい死者を出してしまったら、突入部隊の誰かに責任はあります。

 しかし、実際には、もし人質に死者が出れば「おまえがTVでそんなことを言うから、こんなことになったんだぞ」と非難されるのではないでしょうか。
 日本ではこのように意見を言った者にも「とんでもないヤツだ」とか「責任をとれ」という非難が浴びせられます。外国ではこのようなことは起こらないと思います。

 これは日本人の言魂信仰をよく表していると井沢氏は書かれています。

すなわち
人質が死んでもかまわない(意見) 〜  人質に死者が出た(結果)

 この2つの因果関係を我々日本人は認めているということになります。だからこそ、意見を出した人間を責任があるという発想になる訳です。

 これでは真の発言の自由はありません。
 発言者は言葉を出す(これをことあげするといいます。)ことで、「その発言が実現することを望んでいる」と思われるのです。

 大戦前も「アメリカと戦えば負ける」といえば非国民扱いでしたし、現在では「憲法九条改正」といえば、すぐに、あいつは軍国主義者だ、ファシズムだ、戦争を望んでいるんだとして議論さえを封殺しようとします。
 日本が「将来、核兵器保有の可能性はあるのか」という議論自体もさせません。
 これは、「有事立法」の制定すら許さないということになるのです。

 また日本は契約が下手な民族と言われます。
HDS032.jpg
 儒教の影響が色濃い東アジア全部がそうであるなら、納得ですが、これは日本だけの特有のことだそうです。

 何故でしょうか?契約とはもし取引先とのトラブルが起きれば、こういうペナルティが生じるという、あらゆるトラブルを考えて決めるのですが、日本人はそれが下手だそうです。

 日本人同士なら、まだ通用するのですが、異文化の外国人相手ですとそうはいきません。
日本人との契約書は抜け穴だらけだそうです。
 日本人は、トラブルをあらかじめ想定して取り決めを行うことが下手な民族、ペナルティが付けられない民族ということらしいのです。
 悪いことが起こることを想定してリアルに物事を進められないということになるのです。

 また、日本人なら教会で結婚する時に離婚の事を想定して神に契約できるでしょうか(笑)
キリスト教会での結婚式での有名な誓いの言葉として、

「汝は、この女性(男性)を良きにつけ、悪しきにつけ、病の時も健やかな時も死が二人を分かつまで,聖なる結婚により妻(夫)とするや」

という言葉がありますが、これはロマンチックなことでも何でもなく、真意を読み取ると、

 「お互いにトラブルが起きても、不満が生じても、どちらかがアクシデント、病などになっても離婚は許されない。しかしその契約は、どちらかが死ぬことにより終わる」ということなのです。(^_^;)

GUM12_PH06022.jpg  これは、不幸が起きることも想定し、なおかつ、「どちらかが死んだ時にこの契約は完了する。その後は再婚してもかまわない」という意味になるのです。これも有事立法なのです。

 これが神道の結婚式ですと、「誓い」ではなく、「祝詞」をあげますが、キリスト教のような「病」とか、「死」という不吉な言葉は一切使用しません。

 受験の時も「すべる」とか「落ちる」とかを言わないように気をつけるのも同じ考え方から来ているのかもしれませんね。


 「発した「言葉」の内容に呼応して「現実」も動くということを信じる」これを意識せずに信仰しているのが私たち日本人であるというのです。

 なんか面白いと思いませんか。興味のある方は是非読んでみて下さい。

 最近でも何かにつけて政治家の発言を非難するマスコミや、風潮がありますが、政治家は、何を語ったかではなく、何を行動しているのか、実績を出しているのかで見たいと思います。

 漢字を読み違えたり、言葉の揚げ足ばかりとってマッチポンプのようにそれを拡大させ、自分たちの気に入らない政治家を排除し、世論を誘導しようとするマスコミにはもう踊らされないようにしたいものです。


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井沢元彦氏の著作です。ご興味のある方はどうぞ。






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